西尾の抹茶

茶摘み
西尾の抹茶

西尾の抹茶 日本有数の生産量を誇る
~730余年もの歴史が息づく抹茶のふるさと西尾~

温暖な気候、矢作川がもたらす豊かな土壌と川霧に恵まれた西尾は全国生産量約20%を占める日本有数の抹茶の里。
その歴史は文永8年(1271年)創建の実相寺境内に、その開祖・聖一国師がお茶の種を播いたことに始まります。当時は僧侶や貴族などが愛飲していたそうです。その後江戸時代初期になるとお茶の栽培が奨励されて広まっていきました。
抹茶の生産が本格化するのは明治に入ってから。明治5年(1872)頃には紅樹院の住職・足立順道師が宇治から茶種と製茶技術を導入したことで地元農家も栽培を開始、大正後期にはてん茶(粉上の抹茶にする前の原料茶葉)の栽培・製造が主となり、日本有数の抹茶の産地として知られ、独自の抹茶文化が花開いています。


まろやかな味わい、薫り高い綺麗な鶯色の西尾の抹茶

西尾市では、96%以上が抹茶の原材料となる「てん茶」を生産しています。日光を遮って育てた茶葉は甘み・旨味が増し、鮮やかな緑色になります。全国的に抹茶に特化した生産地は、西尾だけです。


いい味、いい街、いい抹茶~日本有数の抹茶王国~

西尾市と周辺地域の特産である「西尾の抹茶」が、特許庁の地域ブランドに認定されました。西尾の抹茶の指定商品は、愛知県西尾市、安城市で生産された茶葉を同地域において、てん茶加工・仕上げ精製し、茶臼挽きした抹茶のことをさします。茶の分野で抹茶に限定した地域ブランドとしては全国で初めてです。
抹茶生産で全国有数の産地・西尾市周辺で栽培された茶葉を、他生産地より付加価値を高めるのが目的で、「西尾の抹茶」の知名度の向上を目指し、PR、販売活動を全国各地さらには世界に向けて行っています。
※地域ブランドとは、特許庁より認定された商標で、地域活性化に役立てようという新しい制度です。


「西尾の抹茶」ブランドマーク

「西尾の抹茶」ブランドマーク

抹茶をイメージする茶わんと茶せんをイメージし、抹茶色を使用。茶道や、西尾の抹茶を永久的につなげていくという願いが込められています。


 

 

西尾の抹茶

  • 歴史を紐解く
  • 体験&工場見学
  • 抹茶を楽しむ
  • スイーツを楽しむ

歴史を紐解く

 

稲荷山茶園公園

稲荷山茶園公園と抹茶ゆかりのお寺

西尾で本格的な産業として抹茶が導入されたのは紅樹院の住職:足立順道によります。以来矢作川左岸一帯の小高い丘「稲荷山茶園公園を中心に西尾の抹茶産業は成長していきました。現在ではこの地区だけでなく、吉良地区でも栽培が盛んです。


稲荷山茶園公園

稲荷山茶園公園
矢作川左岸一体の小高い丘陵地にある稲荷山茶園公園からは、のどかな茶園風景が一望できます。稲荷山茶園は、その規模およそ100ha。5月からの茶摘シーズンには、摘み子さんたちの作業風景も眺められます。
詳細はコチラから

実相寺

実相寺
実相寺は中世西条城主・吉良氏の菩堤寺で、三河国の安国寺として栄えました。写真の釈迦堂は桁行三間、梁間四間、宝形造、杮葺で、内部には吉良満貞発願の釈迦三尊像、四天王像などをまつる県指定文化財。
詳細はコチラから

紅樹院

紅樹院
大永年間(1521~28)に徳川家康の伯母を弔うために創建されたと伝えられています。現在では茶産業を広めた「茶祖の寺」として有名です。 参道入り口には大正2年にその偉業をたたえた頌徳碑が建てられています。
詳細はコチラから


体験&工場見学

「西尾の抹茶」ブランドマーク

地域ブランド「西尾の抹茶」

西尾のてん茶(抹茶の原材料)で挽かれた抹茶は極上の香りと味わい!「西尾の抹茶」(西尾・安城・吉良で生産・てん茶加工・仕上げ・茶臼挽きした抹茶)は、特許庁により地域ブランドとして認定されています。


    • (株)あいや

      (株)あいや

      電話0563-56-2233
      住所西尾市上町横町屋敷15
      時間10:00~、13:00~、15:00~
      定員1~6名様コース、7~20名様コース、21~40名様コース
      休日ミュージアムWeb予約システムカレンダーで確認

      詳細はコチラから

  • (株)葵製茶

    (株)葵製茶

    電話0563-57-2570
    住所西尾市上町上屋敷7番地
    時間①10:00②11:00③13:30④14:30
    定員各時間 月~水曜日50名 金曜日20名
    休日毎週木曜日、第4日曜日(工場見学は毎週土・日曜日もお休みです)

    詳細はコチラから


  • (株)南山園

    (株)南山園

    電話0566-99-0128
    住所安城市藤井町南山20
    時間10:00~15:30
    定員40名
    休日土・日・祝・お盆・年末年始

    詳細はコチラから

  • (株)松鶴園

    (株)松鶴園

    電話0563-54-3300
    住所西尾市上町南荒子50-2
    時間10:00~16:30
    定員80名
    休日水曜日・年末年始

    詳細はコチラから


抹茶を楽しむ

 


西尾の茶室・カフェめぐり

西尾市内にはお抹茶を飲める所もいっぱいあります。
勿論、抹茶を使ったスイーツも。市内を散策しながら抹茶三昧してみては。


旧近衛邸

旧近衛邸

電話0563-54-6758
住所西尾市錦城町231-1
料金抹茶一服:有料
時間10:00~16:00
休日月曜、祝日の翌日、年末年始、貸切のある場合

詳細はコチラから

いこいの店六万石

いこいの店六万石

電話0563-77-0252
住所西尾市吾妻町296
料金抹茶一服:有料
時間10:00~14:00
休日火曜日

伝想庵(西尾文化会館内)

伝想庵(西尾文化会館内)

電話0563-54-5855
住所西尾市山下町泡原30
料金
時間12:00~15:00
休日文化会館改修工事に伴い休館中(令和7年1月3日まで)

詳細はコチラから


カフェ竹庵

カフェ竹庵
木や土のぬくもりを感じる和カフェ抹茶も味わえます。

電話0563-56-2783
住所西尾市本町6
料金抹茶一服:有料
時間9:30~17:30
休日月・火・水曜日

詳細はコチラから

茶房 茶遊

茶房 茶遊

落ち着いた雰囲気の店内で、抹茶を使用した甘味を始め、様々なメニューを楽しめるお店です。

電話0563-54-3300
住所西尾市上町南荒子50-2
※松鶴園内
時間10:00~19:00(L.O.18:00)
休日水曜日

詳細はコチラから

みんな大好き抹茶ソフトクリーム


スイーツを楽しむ

 


日本一を誇る、抹茶の王国

抹茶を使ったお菓子彩々
抹茶の里はスイーツの里でもあります。お茶を楽しむ文化がさまざまなスイーツを生み出しています。西尾で お茶と一緒に味わうのもよいですし、おもたせとしても逸品ぞろいです。


晴月園

晴月園 茶茶丸

茶茶丸

抹茶風味の白あんをクッキー生地で包みました。しっとりとしたあんとサクッとしたクッキー生地が楽しいお菓子です。

電話0563-57-3755
住所西尾市上町横町屋敷35
時間8:00~19:30
休日木曜日

詳細はコチラから

カテキン堂

カテキン堂 カテキン焼き

カテキン焼き

カテキン堂の「カテキン焼き」生地に抹茶を練りこんだ大判焼き。「おぐら」「チョコ」「カスタード」「栗入りあんこ」の4種類が楽しめます。

電話0563-77-2136
住所西尾市鶴ヶ崎町4-11
時間10:00~18:30頃
休日月・火・水・木曜日

詳細はコチラから

上田屋

上田屋 茶ぽーず

茶ぽーず

上田屋の「茶ぼーず」ぷるんとした食感の抹茶プリンをお餅で包んだ逸品。お餅のもっちりさと抹茶の香りが秀逸です。

電話0563-57-3266
住所西尾市米津町里9
時間8:00~19:00
休日火曜日