西尾祇園祭

元は疫病除けの祭り

昭和初年の伊文神社神輿
神様同士の「ご対面」

歴史公園内にある御劒八幡宮
歴代藩主の奨励

御旅所
町衆の心意気

見どころあれこれ
町ぞろい
2014年から復活した「町ぞろい」。町ぞろいとは、京都祇園祭の前日に行われる「宵山」のようなものです。祭り本番に備えて町に灯りを点し、祭礼道具を揃えて予行演習を行い気運を盛り上げるもので、本町周辺で執り行われます。町ぞろいの復活により三日間が祭礼という祭り本来の姿へもどります。
神輿の渡御
令和元年7月13日(土) 15:00ごろ 場所/伊文神社
天王町の獅子舞と吾妻町の親子獅子舞は市内へ繰り出す前に伊文神社で舞を奉納します。獅子舞をじっくり見るならここがオススメ。15:00からはいよいよ神輿が伊文神社から出発します。厄年の男子らが約450kgの神輿を担ぎ、鳥居をくぐる様子も圧巻です。

御劔八幡宮と神輿の「ご対面」
令和元年7月13日(土) 16:00ごろ 場所/御劔八幡宮
祇園祭のメインイベントであった御劔八幡宮の神様と神輿に載った伊文神社の神様の「ご対面」は今の世に受け継いで行われています。御劔八幡宮の神域に、今年も伊文神社の神輿が渡御し歴史を刻みます。これを見ずに祇園祭を見たとは言えないかも!?

肴町大名行列出陣
令和元年7月13日(土) 18:00ごろ 場所/肴町周辺
肴町の大名行列は肴町から出発します。現在使われている大名行列の道具は九州某藩が使用していたものを購入した「本物」です。「御筒」「先箱」「台笠」「立傘」「見通し」「大鳥毛」「弓」「押え長持」「具足櫃」「長刀」「御駕籠」などの道具をじっくり観察しましょう。奴さんたちの勇壮な所作・演技はもちろん、元気の良い中学生の長刀隊の演技も必見です!

中町大屋形
令和元年7月13日(土) 19:00ごろ 場所/中央通り
中町の大屋形は2階の踊り場を滑車で上下できるのが特徴で、これはかつて西尾城内の御劔八幡宮に参詣する際に城門を通過しやすくするためだったと言われています。現在はお囃子のお姉さん達と一緒に、西尾キャンペーンレディーが乗ってお祭りをさらに華やかに盛り上げます。

神輿が御旅所に到着
令和元年7月13日(土) 20:00~21:00ごろ 場所/御旅所
祇園祭の夜のクライマックスは、市街地を巡行していた神輿が御旅所に宿る瞬間です。大勢の観客と男衆による威勢の良い掛け声は夏祭りの真骨頂!また、六ヶ町のシンボルであり、かつては各ねり物の先頭を努めていた「梵天」は、大変貴重なもので、お目にかかれるのは年に1回のこと。御旅所前に並ぶ「梵天」も是非ご覧ください!

千秋楽の泣き獅子
令和元年7月13日(土) 22:00ごろ 場所/天王町
祇園祭最後の見どころは天王町の獅子舞が最後に舞う「千秋楽」。市街地をねり歩く獅子舞ですが、千秋楽は最後に1回だけ。この舞が終わると来年まで出番のない獅子が、お名残惜しさに「泣く」所作に注目ください。

神輿をくぐってみよう
令和元年7月13日(土) 終日 場所/コース全域
神輿の下をくぐると一年間無病息災で暮らせると伝えられています。現在でもご祝儀を持ち一家揃って神輿の渡御を待っている氏子の姿を見ることが出来ます。

祇園祭会場案内・スケジュール
イベントは他にも盛りだくさん!
六万石フェス
開催日時 | 令和元年7月13日(土)16:00~21:00 令和元年7月14日(日)16:00~21:00 |
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開催場所 | 歴史公園ステージ、みどり川よくばりステージ |
第25回市民総踊り「踊ろっ茶・西尾! !」
日曜日は、「市民総踊り・踊ろっ茶(ちゃ)・西尾」は、子どもから大人まで多くのグループが参加し、趣向を凝らした衣裳や踊りでまつりのフィナーレを飾ります。
開催日時 | 令和元年7月14日(日) オープニングセレモニー(安藤証券) :17:15~30 総踊り:17:35~19:05 表彰・フィナーレ(歴史公園ステージ) :19:45~20:30 |
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開催場所 | 市街地一帯 |
