西尾市の一色産うなぎ

西尾市の一色産うなぎ

全国生産量20%を占める地域ブランド「一色産うなぎ」

 香ばしい薫りが食欲をそそる夏のスタミナ源。土用の丑の日に蒲焼きを食べる風習があることからも分かるように、日本人にとって「うなぎ」は、万葉の昔から伝えられる食材です。
 うなぎと言えば浜名湖産を思い浮かべる方も多く、まだまだ知名度では一歩譲らざるを得ないところはあります。しかし、一色産うなぎの生産量は、全国でもトップクラスを誇り、「西尾の抹茶」とともに特許庁認定の地域ブランド(地域団体登録商標)に認定されている、西尾市の自慢の特産品です。その良い品質と味を全国の皆さんへ知っていただけるよう、知名度アップと消費拡大に向けて、三河一色うなぎまつりの開催や市内外での物産展等へ出店し、積極的にPRをしています。ぜひ一度、一色産うなぎをご賞味ください。


百年が生んだ本物のうなぎ
~養鰻100年のノウハウと生産者の情熱が育てる~

 食品に関して、産地などのトレース情報開示や水産用医薬品使用の有無、衛生管理の仕方など安全性が厳しく求められています。食の安心・安全・信頼性を守るため、愛知県西尾市一色町では、養殖100年の伝統が築いた養鰻技術のノウハウ、また生産者の懸命な努力で 安心いただけるおいしいうなぎを育てています。この本物のうなぎ「一色産うなぎ」を全国に発信するために一色産うなぎブランド普及協議会を設立し様々な普及活動を行っています。


一色産うなぎブランド普及協議会ホームページはコチラから

百年が生んだ本物のうなぎ

  • しらすから成鰻まで一貫生育

    一色産のうなぎは、しらすと呼ばれる稚魚のうちから生育するため、生育条件や情報なども確実に把握できるため、安心してお召し上がり頂けます。(トレーサビリティー)

  • 品質と薬物残留度を徹底検査

    養殖にはストレスによる病気のため、やむを得ず薬品を使用する事もあります。池揚げの都度、うなぎの品質及び薬物残留度をチェックし、安心・安全なうなぎだけを出荷しています。

  • 矢作川の清流水を養鰻池に利用

    一色町のすべての養鰻池では、養鰻専用水道によって取水された矢作川水系の清流水を使用。より天然に近い環境の中で育つため、ストレスが少なく成長が良くなります。

  • 良質な脂、柔らかな皮、味に自信

    天然に近い育成環境に加え、最適な水温や給餌内容など研究を積み重ね、多くの手間をかけて育てる一色産うなぎは、良質な脂がのり、皮も柔らかで全国の業者が認める味・質の高さです。


  • うなぎの歴史
  • うなぎの出荷
  • PR&イベント
  • うなぎを食べる

   



うなぎの歴史

 うなぎの養殖は、明治12年に東京深川から始まったと言われます。明治20年頃から東海地方で養鰻が始まり、明治27年に一色町にうなぎが導入されました。日本初の地方水産試験場が設立され、コイやボラの池にうなぎが混養されたことによります。明治37年には徳倉六兵衛さん、徳倉広吉さんが生田地区竹生新田に12haの養殖池を創設するに至り、民間による養鰻が始められました。
 一色町の養鰻が急速に発展したのは昭和34年の伊勢湾台風がきっかけです。被害対策や稲作転換事業により農地が養殖池に転用されたのを契機に養鰻専用水道の敷設、配合飼料の開発などが養鰻を飛躍的に発展させる結果となったのです。また昭和40年代中旬から普及した加温式温水養殖(ハウス養殖)によって効率の良い養殖方法を確立し、現在に至っています。
 限りなく天然に近い状況で養殖を行い、多くの手間ひまをかけたうなぎは、大きすぎず、小さすぎず、皮の柔らかい、身に良質の脂ののったうなぎになり、全国に出荷されています。


  • 大正時代のうなぎ出荷風景
    大正時代のうなぎ出荷風景
  • 現在のうなぎ出荷風景
    現在のうなぎ出荷風景



うなぎの出荷

全国へ出荷される一色産のうなぎ

全国へ出荷される一色産のうなぎ

夏はうなぎの出荷の最盛期。夏の土用の丑の日1ヶ月前くらいから、胸まで水につかって、「掬い(すくい)」とよばれるうなぎの出荷が始まります。その活きたうなぎをドウマンと呼ばれるかごに詰め、集荷されます。その後、泥を吐かせたり、魚肉を締めたりするために2、3日間地下水で保管し、全国の問屋や料理店に輸送されます。


全国生産量の約20%を占める大産地

全国生産量の約20%を占める大産地

シラス(うなぎの稚魚)は現在すべてを天然資源に依存しています。シラスの採捕量がうなぎの生産量を大きく左右することになります。愛知県のうなぎ生産量は2012年時点で4,081トン、うち西尾市一色町の生産量は3,350トンで県生産量の82%程度、全国生産量では20%程度を占める大産地を築いています。国産うなぎの5尾のうち1尾は一色産ということになります。


  • うなぎが出荷されるまで
  • しらす漁
    西太平洋のマリアナ海溝付近で生まれたシラス(うなぎの稚魚)は年末から春にかけ、黒潮に乗り日本の河川を目指します。夕闇が迫るころ、灯火に集まるシラス漁は、一色町でも冬の風物詩です。
  • 養殖
    大食漢のうなぎは、一日に体重の2%程度(成魚時)のえさを食べます。餌は、魚粉を主体とした配合飼料を水と魚油で練ったもので、うなぎが100gくらいの大きさになるまでは朝・夕の2回与えます。しかし、うなぎが病気がちになると、餌を止めたり、水車を増設したりして対処します。

  • 池揚げ
    成魚(200gから300g)に成長したうなぎは、池主の手で池揚げされます。出荷は、相場(卸値)を見ながら調整しますが、池が飽和状態なると赤字覚悟で出荷することもあります。
  • 分別・活き締め
    うなぎ問屋に卸されたうなぎは、大きさ別、品質別に分けられます。分別されたうなぎは、5kgごとに容器に入れられ、数日間地下水で活かされます。これを活き締めといって、うなぎのアクを抜き、身を締める効果があります。
  • 出荷
    数日間、活き締められたうなぎは、10kgごとに酸素と氷と一緒に厚手のビニール袋の中に入れられた後、20kg入りのダンボール箱に詰められます。そして“活鰻”のラベルを張り、「一色産うなぎ」が全国に向けて出荷されます。


PR&イベント

  • まんてんくん

    まんてんくん

    若手のうなぎ生産者で構成する「一色うなぎ研究会」が平成18年に作製した、うなぎのマスコットキャラクターまんてんくん。「まん」はうなぎ(鰻)の「まん」、「てん」は天にも昇るうなぎのぼりに繋がる意味を持ちます。地元で開催される「三河一色うなぎまつり」をはじめ、県内外で行われるイベントに活躍してくれてます。見かけたら「まんてんくん」と声を掛けてくださいね。

  • うなぎTシャツ

    うなぎTシャツ

    一色うなぎ研究会では、ステッカーやTシャツを作製し、地元一色産うなぎの消費拡大に向け、PR活動を展開しています。Tシャツのデザインは左胸部分に「鰻」の文字、背中中央に「うなぎ」の文字をあしらったデザイン。袖に鉢巻をしたキャラクターが描かれています。一色うなぎ漁業協同組合で販売していますので希望の方は、色、サイズ、在庫などお問い合わせください。

  • ブランド普及協議会

    ブランド普及協議会

    一色町のうなぎ生産量は昭和58年から連続日本一であり、生産者の熱意や努力により、質・量ともに不動の地位を築いてきたが、更なる国内他産地との各差別やブランド化を推進するため、地域のブランド商標の登録などを行い、「一色産うなぎ」の知名度アップや消費者拡大を図り、生産者のみならず業界全体の経営安定と地場産業の振興への貢献を目的としています。




うなぎを食べる

せっかく西尾市に訪れるのでしたら、鰻料理を味わっていただきたいということで、西尾市内で鰻料理を味わえるお店をご紹介します。時期やメニュー変更等により、取り扱っていない場合もありますので、事前にご確認の上、お出かけください。


  • 一色産のうなぎ
  • 一色産のうなぎ

店舗名 住所 電話番号
和食 潮浜 西尾市一色町野田寄神54 0563-72-7999 詳細
一色うなぎ漁業協同組合直営店
(一色さかな広場内)
西尾市一色町小薮船江東176 0563-72-9247 詳細
うなぎ割烹 みかわ三水亭 西尾市一色町坂田新田西江95-10 0563-72-8817 詳細
旬菜 若王子 西尾市寺津3-11-1 0563-59-0177 HP
グリルれんが亭 西尾市寺津1丁目8-15 0563-59-2282 HP
日本料理 魚寅 西尾市上町薬師前1-10 0563-57-3044 詳細
道の駅にしお岡ノ山 西尾市小島町岡ノ山105-57 0563-55-5821 詳細
フランス厨房 Noel 西尾市花ノ木町5-1-1 0563-54-7767 詳細
鮨処 きく寿司 西尾市永吉3丁目2番地 0563-57-2205 詳細
たま川 西尾市徳次町明大寺26-1 0563-57-8400
福長・ふくなが亭 西尾市吉良町吉田亥改127 0563-32-0112 詳細
食処 喜泉 西尾市東幡豆町大平63 0563-62-4284 詳細
平井うなぎ店 西尾市会生町41 0563-57-2410